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『日常的な延命』評③ やなぎまち新着!!

『日常的な延命』について、やなぎまちさんに書評を寄せていただきました 批評に擬態した手紙  ナナルイ」という出版社から、『日常的な延命「死にたい」から考える』という本が出版された。 物心ついたときから「産まれて […]

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『日常的な延命』評② 鎌田裕樹

有機農家・文筆業 鎌田裕樹 『日常的な延命』について、有機農家で文筆家の鎌田裕樹さんに書評を寄せていただきました 延命手段としての「庭」 読み進めるうち、「ああ、こういう感じ?」と、良い意味で裏切られた。 思っていたより […]

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『日常的な延命』評① 太田充胤  

医師・批評家 太田充胤  『日常的な延命』について、医師で批評家の太田充胤さんに書評を寄せていただきました 日常としての「死にたい」  なによりもまず指摘すべきことは、この本が自殺でも希死念慮でもなく、「死にたい」につい […]

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金川晋吾写真集「長い間」批評②

「長い間」批評②は、現代美術j家・批評家のNILさんがお届けします 現代美術家・NIL 「間」の倫理とリミナル・ストーリー:他者という閾値に踏み止まること  音の波が移り行く隙間に、瞬間的に存在する静寂。紙の上に描かれた […]

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小川和『日常的な延命 「死にたい」から考える』

表紙のタイトル文字は、著者である小川和(おがわなぎ)さんの手書きです。装丁を手掛けたデザイナーの吉野さんから、「この本は小川さんが読者に向けて書いた手紙のようだと感じたので、手書きでタイトル文字を仕上げてもいいかも」と提 […]

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豊橋市まちなか図書館

2024年のナナルイは、豊橋市まちなか図書館さんでの展示とイベントから始まった。 愛知県の奥三河で生まれて育ち、豊橋と言えば映画館に出かけたり、デパートで買い物をしたり、母とは喫茶店で厚切りトーストを食べるのを楽しみにわ […]

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大東忍さんが2024年VOCA展大賞受賞しました。

大東忍さんとは、名古屋で開催したグループ展にお互いに出展者としてギャラリーの会場で挨拶したのが最初の出会いでした。 ナナルイの鈴木薫が自身の作品を搬入するときに同行したわたしは、大東さんのこの作品の前で動けなくなりました […]

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金川晋吾写真集「長い間」批評①

きれいな首だと思った。オレンジ色があざやかなボーダーのトップスは襟ぐりが深いがとても似合っている。肌にあるつつましい粉感は、うすい唇にコーラルオレンジの口紅が引かれていることで、「化粧をしている」という状態に回収されていく。外光につつまれて、顔のしわが眼に入ってこない。真っすぐこちらを見つめている。膝や机の上に置いて、金川晋吾の写真集『長い間』をめくる。バチ、バチっと、金川の伯母にあたる静江と目が合う。静江はたまに張りのないピースを形づくる。静江は今までどんな服を着てきたんだろう。結構スポーティーなものが好みだったのだろうか。真一文字に結ばれた口をみて、写真になる自身の表情、自身の肉とか皺とかといったものの像をコントロールしようとしているんじゃないかなと思った。どの写真の静江も堂々としている。

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ナナルイ2期目に入ります!

ナナルイは小さな出版社です。全国の本屋さんに流通してもらうために、株式会社トランスビューの工藤さんに会いに行ったのは昨年の6月13日でした。工藤さんからひととおり説明を受けて、わかったような顔をしていましたが何もわからな […]

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『長い間』ができるまで

金川晋吾写真集『長い間』を2023年4月27日に発行しました。2022年1月に「出版社を立ち上げるので、うちから写真集を出しませんか」と金川さんにLINEしてから1年5ヶ月が経とうとしています。 デザイン担当は宮越里子さ […]

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