片倉みどり著

九十五歳みどりさんの綴り方 わたしを育てた岡谷のひとびと

1700円(税別)ホームページで発売開始(書店販売は9月2日〜)

著者のみどりさんは95歳。コロナ禍で会えない息子との手紙のやりとりが執筆のきっかけでした。岡谷から見える戦前戦後の昭和史であり、懐かしい暮らしの生活史にもなっています。写真は2024年木村伊兵衛賞ノミネートの金川晋吾。ご購入はこちらから

9月14日 笠原書店本店(長野県岡谷市)で刊行記念トーク(詳細はこちら

小川和著

『日常的な延命「死にたい」から考える』

現在、在庫切れです

ナナルイからのご報告

(1800円・税別)

佐々木敦氏推薦

表紙は2024VOCA展大賞・大東忍描き下ろし

ふと「死にたくなる」ことがある。
著者の小川和は「『死にたい』とはどのようなものなのか。無論、答えは人それぞれに異なっている。だからこれは、自分で自分の悩みに答えを出すために書いた」と語る。
例えば、座間9人殺害事件がどう「死にたい」と関連しているのか。SNS上の言葉を分析。関連する願望として「承認欲求」に対する「安心欲求」論を展開する。さらに自身の体験から「ひきこもり」と「移民」を結びつけて、自殺に至らないための方法を探る。
制作、ひきこもり移民、承認欲求、筋トレ、カフカ、インディペンデント・アニメーション、親密圏、呪術廻戦、ONE PIECE、TikTokなどをベースに、「死にたい」について考えていく。
小川和は、ゲンロン批評再生塾出身。待望の単著。

有機農業・文筆業 鎌田裕樹の書評
医師・批評家 太田充胤の書評

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金川晋吾写真集「長い間」

(4500円・税別)
木村伊兵衛賞ノミネート

『father』から6年。金川晋吾の待望の写真集。今回の『長い間』では伯母・静江さんとの関係を描きます。二十数年ぶりに病院で再会します。それまで会話した記憶もほとんどありません。過去を共有することもなく、今ここでしかない関係。撮影は10年に及びます。写真46点と日記で構成。六本木クロッシング2022にも出展。

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「長い間」批評①きりとりめでる

「長い間」批評②NIL

金川晋吾写真集「長い間」

HARAIZUMI ART DAYS! 2018-2022 5th Anniversary book

1818円(税別)

静岡県・掛川市で毎年開かれる芸術イベント「原泉アートデイズ」の5周年記念アートブック。岡本太郎現代賞芸術受賞の野々村聡人ら参加。眺めるだけで、アートのパッションと里山・原泉のホスピタリティを感じられます。

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HARAIZUMI ART DAYS! 2018-2022 5th Anniversary book

大東忍「踊り場」

2500円(税別)

2024 VOCA展大賞

大東忍は、人の生活の痕跡が物語る風景を描く画家であり、盆踊り愛好家でもあります。2022年は猪熊源一郎現代美術館第1回MIMOCA EYE高嶺格賞を受賞。

 ひと気のない夜の街や忘れられた施設の跡地。「物語る風景」を「踊り場」に、ひとり踊る。白と黒で描かれた木炭画は「言葉のよう」と大東は語ります。絵を「読む」ように楽しむ作品集となっています。民俗学者・畑中章宏のエッセイも収録。

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●MIMOCA EYE「高嶺格賞」

⚫️VOCA大賞

大東忍「踊り場」

八木喜平歌集「タテイトヨコイト」

1700円(税別)

 八木喜平(1910〜1979)は昭和のアララギ派の歌人です。愛知・渥美で機織り職人として働きながら、短歌を作り続けました。土屋文明を師と仰ぎ、渥美在住の作家・杉浦明平とは生涯の友でした。喜平の残した歌を編み直し、杉浦明平のエッセイ、土屋文明の手紙も掲載。

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●浜松・みかわやコトバコで原画展+開催

●豊橋・豊川堂でトークイベント

●名古屋・エビスアートラボで鈴木薫個展

八木喜平歌集「タテイトヨコイト」

NILOG

1000円(税別)

 
NILOGとは、現代美術家で批評家のNILが2017年に書き言葉、文字のブログとして開始し、2022年に話し言葉、声のブログとして再開した営みのことです。NILOGの題材は、日記、制作、批評、アイディアメモなど、基本的には規定されておらず、雑種性が強いことがその特徴になります。また本書に収録している内容は、声のブログの音声をAIで書き起こし、各テーマごとに集約、再構成をした上で、書き下ろしを加えたものになっています。

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●文学フリマでNILOG販売

NILOG NIL著

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