ナナルイのロゴは障害のある人が作った文字をもとに作られたシブヤフォントを使っています。障害のある人の暮らしと創作活動を結びつける試みはとても意味があることだと思います。ナナルイのコンセプト「生活の中に芸術があり、芸術の中に生活がある」につながると考えました。五十嵐成美さん制作のsponge fontを使っています。東京新聞でも毎月1回掲載の「明日への扉」という連載のタイトルにも採用されました。線を引くのではなく、ぐるぐるくねる曲線が線を満たす。心の充足感も表してようで、このフォントは見ていてあきません。「ロゴがかわいい」という声もよく聞きます。選んでよかったと思っています。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/167821