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株式投資術!政治や財政が絡んだ金融危機を乗り越える方法

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今回は「地政学的リスク」についてお話しします。

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突然、英国のメイ首相が「強硬な離脱(ハード・ブレグジット)」をぶち込んできました。

EU離脱を決めた2016年6月の国民投票後、キャメロン前首相の突然の辞任を受けて総選挙を経ずに首相に就任したメイ氏は「国民の信を得ていない」という不安があったようです。

そこで、総選挙を2017年6月に前倒し実施する方針を打ち出したのです。

このような「不透明」「不確実」なリスクのことを地政学的リスクと言います。

地政学的リスク

ある特定の地域が抱える政治的・軍事的な緊張の高まりが、地理的な位置関係により、その特定地域の経済、もしくは世界経済全体の先行きを不透明にするリスクのこと。

出典:野村證券|証券用語解説集より

この発表が市場にどのように影響するかは読み切れませんが、積極的に買いに行けないのは確実です

政治不安、政策不安など政治や財政が絡んだ不確実性が高い相場展開は枚挙にいとまがありません。

基本的には不確実性そのものがリスクですので、結果が出るまでの間、株価は暴落傾向にあります。

例えばギリシャ危機

2015年7月にチプラス政権は緊縮財政策を受け入れるか否かについて国民投票を実施。

結果は反対(緊縮拒絶)が圧倒的多数を占めた。

そもそも国民投票は「ユーロ圏に残ること」を前提にしていた。

そのため、同年7月にユーロ圏の首脳が会談を開き、ギリシャが財政改革の具体策を法制化することを条件に支援継続で合意しました。

ギリシャ議会は年金給付の抑制や付加価値税の引上げなどを盛り込んだ財政改革関連法を可決。

同年8月、EUは欧州安定メカニズム(ESM)に基づき3年間で最大860億ユーロを融資する第3次支援で合意。

当面の危機が回避されたものの、また同じことが3年後に起こると思われます。

英国のEU離脱、米国大統領選挙もしかりです。株式相場は不確実性を織り込みづらいのです

米国大統領選挙は分かりやすいと思います。

ヒラリークリントンが勝つと思っていたのにトランプが勝った。

そしたら下がると思われていた株価は急上昇しだした。

私はまったく読めませんでした。

北朝鮮リスクがある状況で、フランス大統領選挙が控えています。そこに英国総選挙が加わりました。

不確実性が高い要素が乱立してきました。

不確実性そのものがリスクだと思います。

こんなリスクを軽減できないものか、リーマンショックで年収分が消し飛んだ経験を持つ私からのアドバイスは3つ。

イベントスケジュールを把握すること

例えばフランス大統領選のスケジュールわかりますか?

◆4月23日(日) 第一回投票 日本時間16時~翌02時

◆5月7日(日) 第二回投票 日本時間16時~翌02時

◆5月11日(木)新大統領の選出を宣言

この日程を把握することが大事です。

たとえば、4/23(日)に第一回投票があるのですから、その前の週(4/17から4/21)の株式相場は不安定になりやすいと思います。

不安定になると閑散となるでしょうから、積極的な買いは控えるという判断をすることが賢明だと思います。

〇〇が起こるかもしれない!「かもしれない」のだから株を持たないという選択

ここからは前回の記事と同じことを書いておきます。

大事なことですので何度でも言います!

最近の市場への影響を見ていると「かもしれない」連発です。

「北朝鮮と米国が戦争するかもしれない」

「フランス大統領選の第1回投開票(国民戦線のマリーヌ・ルペン党首が当選するかもしれない」

「さらに円高が進行するかもしれない」

「第4四半期(本決算)発表は思っていたほど良くないかもしれない」

「かもしれない」という不確実な情報を基に買う買わないの判断を下すこと

それは「ギャンブル」そのものだと思います。

「丁か半か」です。

私は不確実な情報の段階ではリスクでしかないのですから「買わない」しか選択できないのです。

リスク許容度から言っても私は臆病者ですので、積極的には買いに行けないのです。

私が株式投資を続けていて最大にストレスに感じるタイミングは「買う判断を下すタイミング」だったりします。

既に株式を保有している場合は出来る限り現金化しておくこと

私は証券口座の中のお金の約半分を現金のポジションで保有しています。

この現金で持つことを「買付余力」といいます。

この買付余力を常にキープするには2つの理由があります。

1つめは、株式市場暴落時の悪影響を減らすため。

2つめは、株式市場暴落時に「自分が監視していた銘柄」が割安と判断できる株価水準以下になった場合に買いに行ける資金を確保しておくため。

証券口座の半分しか株を持たないのですから、当然パフォーマンスは半減します。

しかし、株式市場大暴落の一回だけで致命傷になる(株を続ける資金がなくなる)ことを防いでいるのです。

以前のブログ記事に「1勝10敗」でも金額ベースで勝てばいいと書きました。

すり傷を10回しても致命傷にならなければよいと考えているのです
この記事を書いている人
自由な生き方を応援するセミナー講師×株式投資家×税理士・双子のパパ稲垣宏隆
株式公開という大プロジェクトを多数経験。証券会社出身であり税理士としては異色な経歴の持ち主。得意なのは「株式投資」「株主優待」「配当金」「iDeCo(個人型確定拠出年金)」「ふるさと納税」「証券税制」「サラリーマンや主婦の方に課される税金や確定申告」。
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株式投資家×税理士 稲垣宏隆

Zoomによるオンライン講座/セミナーを中心に全国対応「株式投資基礎固め講座」「基礎から学べる財務分析講座」などを主宰。
 
株式投資を味方につけ『お金』『時間』『こころ』『場所』といった『選択の自由』を得て、好きを仕事にしながら家族や自分のことも大切に、ストレスフリーでワクワク感を毎日感じながら生きている子煩悩な男女双子のパパ。
 
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